系外惑星の発見は、全然珍しいことではなくなりました。
しかしハビタブルゾーンに位置する、いわゆる「ハビタブル惑星」が発見されたらやはりニュースになりますね。しかもそれが、地球から最も近い恒星でとなると大ニュースです。
その名も、プロキシマ・ケンタウリという名前の恒星です。
私は太陽系に一番近い恒星は「アルファ・ケンタウリ」だと思っていて、自分の知識が間違っていたというか正確ではないことを今回知りました。アルファ・ケンタウリとプロキシマ・ケンタウリの関係は、アルファ・ケンタウリは三重連星で、各恒星がアルファ・ケンタウリAとアルファ・ケンタウリB、プロキシマ・ケンタウリという名前であるということのようです。
アルファ・ケンタウリは三重連星だったのかー。
恒星が3個ある三重連星である。太陽系から4.39光年しか離れておらず[注 1]、最も近い恒星系でもある。太陽系に近付いており、およそ25,000年後には3光年まで接近する。
プロキシマ・ケンタウリ (Proxima Centauri) は、ケンタウルス座に位置する恒星である。太陽から4.22光年[注 1]と、太陽系に最も近い恒星として知られている。
さて、プロキシマbという名前が与えられている今回のハビタブル惑星ですが、地球の1.3倍ほどの大きさ、恒星から700万Km離れているとのこと。下の図を見ると、ハビタブルゾーンの内側に近いですね。
ちなみに、太陽のハビタブルゾーンはこんな感じ。地球は、ゾーンのほぼ真ん中あたりであることがわかります。
Pale Red Dot のサイトにある、この発見の記事が「It is true.」で始まっているのが面白いです。まさか一番近い恒星にハビタブル惑星があるとは思わないですもんね。
It is true. We are convinced that there is a planet orbiting Proxima now.
Proxima b is our neighbor… better get used to it! | PALE RED DOT
これで何を思うか人それぞれですが、ここに生命が住んでたら素敵だなーとか以上に、一番近い恒星にこんな惑星があるってことは、宇宙にはハビタブル惑星ゴロゴロしているんじゃないか、もっと飛躍して、宇宙には生命はありふれているんじゃないかなどと考えてしまいます。
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